今回受講してくださった60代男性のMさんはEssential Golf Lessonを行っている東松苑ゴルフ倶楽部メンバー。
しばらくゴルフから遠ざかっていたそうですが今年、本格的にゴルフに取り組む事を決意。
年齢を重ねてもゴルフが楽しめるようにと私たちのレッスンを受けてくださいました。
現在、平均スコアは100切りしているが安定しないとのこと。
Mさんに限らず、100切りはしているものの、年齢と共にスコアが安定しない…飛距離不足でつまらない…というお声を聞きます。
また、情報過多になりがちで、何を取り組めばいいかわからない。最短で上手くなれるにはどうすればいいのか?というご希望も多いです。
せっかく人生の一部にゴルフを選んでも、忙しい日々の中、ゴルフに使える時間は限られる。でも上手くなって楽しみたい。
なんとも悩ましいところではありますが、その希望を一緒に叶えていくのが私たちの役目です!
目標に向けて、必要な事をどんな順番で何に取り組めばいいのかを提案します。
まずMさんが掲げている目標は早い段階で安定して90切り、その先に80台のスコアになること。希望は「シンプルに考えてゴルフをしたい。」
レッスン当日、スコア90切りに必要な事を2つお伝えしました。
ボギーオンについて「今までパーオンを狙ってミスした結果、ボギーオンということはあったが、リスクを最小限する理由でボギーオン狙いは考えたことがなかった」とMさん。
また逆算ゴルフの特徴の「クラブ本数を絞ること」にも意欲的で、午後のコースレッスンをクラブ6本でラウンドしてみることにしました。
ボギーオンを目指すために、
「しっかりと打てているか?」
「コースで使える飛距離を把握できているか?」ということを午前中の練習で見ていきました。
テクニックで私たちが一番伝えたいことは「インパクト」。
クラブがボールにしっかりコンタクトできていないとクラブ毎の飛距離が定まらないのでマネジメントがしにくくなります。その為にも「インパクト」に拘って欲しいと考えています。
今まで配信してきたYouTubeの動画を事前に観てきて下さったMさん。
やるべきことが明確でショット型の確認と反復練習をメインにレッスンを進めていきました。
なぜこの型を覚える必要があるのか?そんな疑問がみなさんあると思います。
また、この動きで合っているのか?
どんな音や感触だったらいいインパクトなのか?
この答え合わせをレッスンで行ういことで自主練習が明確になります。
求めていくものが何かわかれば、自分で修正できます。
ボギーオンは、PAR4なら3回でグリーンに乗せるかグリーン近くまで運ぶマネジメントをしていくことです。
例えば360y PAR4なら大体120yずつ3回で進めればボギーオン達成です。
ティエリアから120y打つというのが現実的でなくても、不安定になりがちなドライバーに練習時間を費やすのは上達を遅らせる要因にもなりかねません。
ゴルフクラブの中で確率を高めやすい8番アイアンとピッチングの練習量を増やしてもらう提案をして、午前中の練習ではショートアイアンをメインに行いました。ドライバーは練習せず午後のコースレッスンに出ましたが長いクラブもレッスン前よりも良くなっているという結果になりました。
知識としてティショットを刻むことを知っていても同伴者から「なぜドライバーで打たないのか?」などと問われると不安を持ちながらドライバーを手にする人が多いと思います。
せっかくのレッスンなので、普段やらない8番アイアンでのティショットを敢えてチャレンジしてみました。
飛距離が変わることで2打目以降が今まで見たことのなかった景色になった!と初めての体験だったようで、今後、Mさんの戦略の選択肢が増えたようです。
Mさんのレッスンを通して改めて感じたのは、知識として理解したことを実践して行動に落とし込み、素直に実践してくださる人は上達するスピードが格段に早いということ。
私たちのレッスンでは、そのサイクルができるようになっています。ぜひ、一度体験して欲しいと思います。
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