頑張るのをやめると、「99」になる
ゴルフというゲームを「パーを取るゲーム」だと思っている限り、100の壁は高く思えます。
しかし、少しだけ視点を変えて、本来のゴール「100切り」から逆算してみると、実は驚くほど「ゆとり」があることに気づかされます。
100点満点のショットを目指すのをやめて、全体を俯瞰する
50代を過ぎ、様々な経験を積んできたゴルファーが得意とするのは、目先の事象に一喜一憂せず、全体を俯瞰することではないでしょうか。
「100を切る」ということは言い換えてみると、「スコア99を出す」ことです。
その中身を分解してみると、シンプルな事実が見えてきます。
18ホールのうち半分の9Hがボギー、残り半分の9Hをダブルボギー
なんとこれで合計は99になります。
つまり、18ホールのうち、1回もパーを取らなくていい。
そう考えた瞬間、「なんだ、それでいいのか」
肩の荷がスッと降りるはずです。
「一打もミスできない」「パーオンをせねば」という強迫観念こそが、実は最大の敵だったのです。
「ボギーオン」という基準
ゴルフの設計図は「パーオン(Par4なら2打でグリーンに乗せる)」を前提に作られています。
ですが、100切りが目標なら、その設計図通りに動く必要はありません。
私たちが目指すべきは「ボギーオン」
つまり、最初から一打多くかけてグリーンに乗せる考え方です。
Par 4なら: 2打ではなく、3打でグリーンに乗せる。
Par 5なら: 3打ではなく、4打でグリーンに乗せる。
こう決めてしまうと、コースの景色は一変します。
「200ヤード先の狭いフェアウェイ」を狙う必要はなくなり、「130ヤードを3回つなぐ」という、今の自分が確実にできることの積み重ねで良くなるからです。
「足し算」ではなく「引き算」のゴルフ
若い頃は、飛距離を足し、技術を足す「足し算のゴルフ」でスコアを作ろうとします。
しかし、大人のゴルフは「リスクを引き算する」ことが本質です。
バンカー越えのショット: 「超えるか、捕まるか」の賭けに出るのではなく、最初からバンカーを避けて打つ。
無理なドライバー: 左右が狭いなら、無理に振り回さず、確実に前に進めるクラブを選ぶ。
これは「逃げ」ではありません。
「100切りという目的のために、不要なリスクを排除する」という、極めて賢明な選択です。
おそらく、普段ビジネスの場面ではその選択をしているのではないでしょうか?
ボギーオンの徹底は、あなたのゴルフから「大叩き」という概念を消し去ってくれます。
3パットを「許容範囲」に入れる心の余裕
ボギーオンでグリーンに届けば、3パットしても「ダブルボギー」で収まります。
「絶対に2パットで入れなければ」と自分を追い込むのと、「3パットしても計画通りだ」と構えるのとでは、パターの時のプレッシャーが変わります。
不思議なもので、心が自由になると、体もスムーズに動き、結果として2パットで収まりボギーが増えていくものです。
見方が変われば、スコアは自然に「逆算」でついてくる
100を切るというのは、決して難しい技術を習得することではありません。
「自分の等身大の力で、どうやってゴールまで辿り着くか」という、物事の捉え方、考え方を変えることです。
飛距離を無理に追い求めない。
派手なバンカー越えのショットを狙わない。
上げずに転がしてグリーンに乗せる。
着実にボギーオンを積み重ねる。
それは、私たちがこれまでの人生で積み重ねてきた「生き方」に通ずるものがあるかもしれません。
次のラウンドでは、ぜひ「全ホール、ボギーオン」を目指してみてください。18番ホールを終えたとき、そこには今まで見たことのない、スマートなスコアが刻まれているはずです。
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