カラダのタイプに合ったリズムを意識する!【1dayラウンドレッスン】

3パットが多く、それが課題でスコアに大きく影響していると思っていたSさん。
お話しを伺っていくと、

・ロングホールでの2打目のUTで失敗する確率が高い。
・ピンまで50ヤードからの距離感が掴めずグリーンに乗せることに自信がない。

他にも悩んでいることが出てきました。

長いクラブでミスショットが続くと、焦りからグリーンを狙うショットも力が入ってしまう。その結果、ピンから遠くなってしまったり、難しいラインのロングパットが残ってしまい、3パットが多くなるのは当然。無理もない状況だと推測できました。

ですので、3パットになる前のショットに課題があるのでは?と感じました。

以前レッスンを受けられた時は、ショットのタイミングをうまく掴んで、ナイスショットを連発していたSさん。それから、どんな変化があったのか注意深く観察してみました。


すると、以前の時のようにいいショットを打つ時もあれば、打ち急いでしまうショットがあったりと、リズムが安定していない様子。ご本人に尋ねてみると、ロングホールの2打目でUTを持つと「ミスが出るのではないか」とドキドキするとのこと。

ゴルフはメンタルのスポーツともいいます。
ロングホールの2打目で、できるだけ遠くに飛ばしたいと思うと、プレッシャーを感じるのは当然の心理です。

そこで、今回のレッスンでは2つの事を提案しました。
1つはマネジメント、2つ目はリズムです。

マネジメントについては、苦手なクラブを使わず安心して打てるクラブだけでのラウンドを試すこと。

もう一つの提案であるリズムは、Sさんのカラダのタイプにあったリズムをスイングする時に意識してもらいました。

体のタイプによってリズムの取り方も変わってくるという説明をして、しっくりくるリズムを探して、キーワードを見つけてもらいました。
そして出てきたSさんのキーワードは、「一旦止める」
実際は、止まってはいないのですが、感覚としてそれがフィットしたようです。
今までのラウンドレッスンでもSさんと同じパンダタイプの方からは、「チャーシューメン」や「天城越え」など、様々なキーワードが出ていました(笑)

大きく分けて4つのタイプがあり、カラダの使い方に違いがあります。

レッスンをスタートした時と、キーワードが出た後にしばらく打撃練習をしてからのスイングを見比べてみました。

左側がbefore動画です。こちらは切り返しの「間」がなく打ち急いでいるように見えます。右側のAfter動画では、わずかでも「間」ができバランスよく体全体を動かしているように見えると思います。
動画では、ほんのわずかの差に見えますが、切り返しの「間」を意識したことで体幹主導になり、体全体を使った力強い動きに変化していきました。実際、本人の感覚というのはかなり違ったように感じると思います。

自分でしっくりくるキーワードが出てくると、びっくりするくらいみなさん気持ちよくクラブを振れるようになります。見ている私たちもそれには、毎回驚かされます。

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