ラウンドレッスンでの参加者の方の変化をご紹介します。
東京都にお住まいでエステサロン経営の町田則子さん。
一見、 Before・Afterとも、どちらも綺麗なスイングに見えます。
Beforeでは、構えに入る動作を見てみると、体重を少し前にかけてからしっくりくる位置に重心を置いているように見えます。私には毎回、重心の位置が不安定であるように感じました。
そこで、足裏が安定するようになるポイントをお伝えしましたが、それでも何となく力が入らず、作り込んでいる感じに見て取れました。そこから数球打つ様子を後方、前方と色々な角度からスイングを見ていて違和感を感じたのが「左手のグリップ」でした。
左手のグリップの握り方について尋ねてみると、ご自身もしっくりはきてないが力が入りすぎない様に緩めに持っているとのこと。
実は足裏と同じ様に手にも軸となる場所があります。私たちはその場所を『パワーライン』と呼んでいます。
このパワーラインを意識して両手同圧でグリップを握ると自分の軸ができ、基点とするところと積極的に動かしていくところが感覚的に感じられます。
則子さんは日頃手を使うエステティシャン。お仕事柄、手の感覚は優れていると見立て、左グリップの持ち方を則子さんのパワーラインを意識してもらうように変えてもらいました。
すると、左グリップを意識しただけなのに構えが締まり隙がなく、初動が体幹から上がり始めて安定感も出てスピードが増しました!本来持っているポテンシャルが、ちょっとした修正と意識だけで引き出されるようになりました。
あれやこれやの細かい指摘はプレーヤーの頭を混乱させます。安心して気持ちよくクラブを振る為には、チェックポイントは少ない方が良いと思っています。そして、その方自身から出た短いキーワードにすることが有効。
ちなみに今回の則子さんのキーワードは
「左手キュッ」で「すぐ打つ!」でした。
このキーワードを忘れずに、この後のラウンドや練習の時にいつも呟いて欲しいですね!
今回参加くださった、則子さんのサロンはこちら。自由が丘 サロンドラメール - Salon de La Mer –
お話上手でセンスバッチリの則子さんの雰囲気が溢れるサロンの様子がご覧になれます。
則子さん、ありがとうございました!
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