若林です。
来春にコースデビューを目指す方々のレッスンを今年6月から名古屋にてスタートさせています。
私はコースデビューは早い方がいいと思っているので、なるべく早くコースで体験してもらう事をおすすめしています。それは体験して初めてわかる事が沢山あるからです。
ですが、やみくもにコースに出ることで嫌な思いをした方の話もよく聞くので、逆算ゴルフ®︎では、安心したコースデビューになるような手厚いサポートを行っています。
その考えから、今回のメンバーの方々は練習頻度や体力などを考慮、また遠方なので頻繁にレッスンができないこともあり、長いスパンで取り組んだ方が良いと判断し、コースデビューの時期を少しゆっくりと来春に決定しました。
まず取り組んだことは、YouTubeのレッスン動画でも配信している、基本となるスイングの『型』を覚えてもらうこと。
自主練習は動画を見て、シャドースイングの繰り返し。リアルでのレッスンで覚えた『型』を確認する時間を持つだけで、まずは充分です。自宅でできるようにお手製のミニクラブをお貸ししました。
その他には、同じく自宅でもできるようにパター練習。まず、パターマットとパターを購入するところからアドバイスしていきます。パターはたくさんの種類があるので、初心者には選ぶのも難しいもの。何を購入すればいいのか探しているだけでわからなくなり、行動がストップしてしまいます。
・どこで探すのがいいか?
・最初の予算はどのくらいが妥当?
・どのヘッドがいいのか?
・長さはどれくらい?
など、選ぶ基準をお伝えしていきます。
次は実際に球を打てる練習環境を整えていきます。
・インドアがいいの?それともアウトドア?
・クラブは借りれるの?
・靴は運動靴でいいの?
・グローブのサイズは?
わからないことだらけです(笑)
そのひとつひとつを経験して段々とゴルファーらしくなっていきます。
恐らくここまでの行程をしっかりと教えてもらわず、わからないままコースデビューで辛い経験をして、ゴルフから遠ざかってしまった方も多いのではないでしょうか?
この様なゴルフのスキル以外の関わり合いもしながらの半年。
前回のレッスンではみなさんに、ある擬似体験をしてもらいました。
インドアのコースシミュレーションで、ティショットの一連のルーティンをして打つ事です。
・ティショットを打つ前に用意しておくもの
・打順を決める
・自分の番になる前に準備しておくこと
・どれくらいのスピード、時間で一球を打ち終わるのか?
・その後の行動はどうすればいいか?
ティショット打つまでにやる事が結構あるんですよね。経験者はこの一連の動作を流れる様に行えます。例えばバスの運転手さんの指差し確認!のようにです。
誰でも初めてのことは時間がかかります。
仕方ない事ですが、ゴルフは自分達だけのパーティ(組)だけではありません。
4人の1パーティが9ホール回る目安の時間は2時間15分です。1ホールにすると、15分です。
ショットを打つ時間もルールがあり、計測がはじまって打ち終わるまで40秒以内です。前のプレーヤーが打ち終わり、自分の打つ番になったら計測がはじまります。
自分がどれくらい時間をかけているのか?
計測したり把握しているアマチュアゴルファーは少ないと思います。
スロープレーで他のプレーヤーから文句を言われたり急かされたりすると、安心してプレーできず、スコアにも影響がでます。
今回のレッスンで自分がどれくらい時間がかかっているのかを知り、よりリアルに来春のコースをイメージしてもらえたと思います。
自主練ではリズム、テンポを気にしてショットをする。
これは凄く大切な練習の一つだと私は考えています。
「上手くなったらリズムよくできる」ではなく初心者のうちからリズム、テンポを意識づけて早く上手くなる!
是非、初心者ゴルファーには身につけてもらいたいスキルです。
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