ゴルファーとしての過去の自分を、受け止め眺めた2日間。

若林です。
前回の投稿と同じワークショップに私も参加していました。
この記事は、私が二日間で感じたことを書いていきたいと思います。


↑前回の記事はこちらです。

今回参加したのは、自己基盤ファンデーション(=PF)のワークショップです。2日間のテーマは初日「引き寄せる」・2日目「精神的成長」でした。PFには自己基盤を強化する10の柱がありますが、今回はその10の柱の先にあるスピリチュアルな要素があるテーマでした。

そもそもゴルフは精神的スポーツとも言われ、静寂の中で緊張しながら一打一打打ちながら自分と向き合い、自然とも向き合いながらスコアを作っていく競技です。動きも静から動に移るので、繊細かつダイナミックな動きを求められるスポーツだと私は感じています。

それ故、現役時代はまさに孤独と葛藤の連続で、自己基盤が強固な者しか勝ち上がれない世界です。まさに今回のテーマがピッタリのスポーツだったと受講して思いました。

修行時代の私は厳格な師匠の元でプロゴルファーになるための「精神的成長」の修行を365日続けてきたのだと感じました。その結果プロテストでトップ合格という実力以上の結果を引き寄せたのかもしれません。しかし、プロテスト合格前に師匠が他界。見事に自己基盤が揺れ、統合性が崩れたままトーナメントを転戦していた現役時代は怪我を引き寄せ、イップスというクラブが下りなくなるほどのスランプまで引き寄せることになりました。

自己基盤を学び始める前は自分を深く見つめるこの学びを、進んで学ぶ勇気は中々持てませんでした。しかし指導者としてこれまでの自分の苦く苦しい経験は、悩めるゴルファーやゴルフに触れる機会を失っている潜在ゴルファーに役立つと思い学び始め、自分を受け入れる作業を積み重ねてきた今は、前よりも自分とゴルフのことについてしっかりと伝えることができるようになったように思います。

とはいえ、自己基盤が強固になった訳でも自分に自信が持てた訳でもありません。ただ、過去の自分を受け止め眺めることと、それを言葉にすることが少しずつできるようになってきただけだと思っています。

自己基盤を強化していく旅はこれからも続くと思いますが、その過程が今回のテーマ「精神的成長」であり、その結果、私の望むものを「引き寄せる」ことができるのではないかと期待しています。

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