少し前に開催した「逆算ゴルフブートキャンプ」
今回の特徴は、ショートゲームを徹底的に磨き、スコアアップを目指す3日間の集中プログラムでした。

キャンプの場所に選んだのは、3つのアプローチグリーンを備えた五浦庭園カントリークラブ。
そこには距離や傾斜の違う練習場で、普段なかなか取り組めない“寄せ”と“パター”をじっくり練習できる理想的な環境が整っていました。


ゆっくり・じっくり向き合えた時間
参加者の方からは、
「ゆっくり時間をかけてショートゲームの練習ができたのがよかった」という感想をいただきました。
限られた時間の中で慌ただしく打つのではなく、
一球一球に意図を持ち、仲間のプレーを観察しながら学び合う――
そんな“考える練習時間”が充実した3日間となりました。
また、下り傾斜や左足下がりといった難しい状況でのアプローチを、
全員で意見を交わしながら実際のラウンドを想定して行い
「人の攻め方を見て、自分ごとに置き換えられた」との声も。
互いに刺激を与え合いながら、それぞれの課題に気づく機会となりました。


“宣言”が生んだリアルな目標意識
合宿初日には、全員が「今回の目的と目標」をみんなの前で発表。

「“宣言”をすることで責任と行動へのエネルギーになった」
ある方からこう言っていただきました。
自分の心の中にある目標を言葉にする力を実感してもらえたようです。
今回は初心者2名による「コースデビュープロジェクト」も。


“ハーフ2時間15分以内”という明確な目標を設定し、ベストボール方式でスタートしたところ
後半には自分のボールでグリーンオン・ホールアウトまで達成し見事に予定通り完走。
「最高のコースデビューになった」と振り返ってくれました。
周囲からは「初心者2人一緒で大丈夫?」と心配されましたが、途中から「早い!」「自分の打ったボールでホールアウトしてるじゃないか?」など驚きの声が上がるほど、この挑戦は全体に良い影響を与えてくれました。
雨にも負けず、学びの多い3日間


合宿初日、2日目とあいにくの天候で、一部スケジュールを変更する場面もありましたが、
その分アプローチとパターに集中できたのは今回ならでは。
「普段やらない練習がたくさんできた」「難しいシチュエーションを想定して意見交換しながら練習できたのは新鮮だった」と、充実感を口にする参加者が多く見られました。
また、宿泊先で提供された薬膳料理も大好評。
「丁寧でやさしい味」「身体が整う食事だった」と、
心身の両面からサポートされたブートキャンプとなりました。


三者三様の“自分ゴルフ”が生まれた
技術を磨くだけでなく、
「考え方や向き合い方」を今一度見直してもらえた今回のブートキャンプ。
他の人のプレーや言葉からヒントを得て、
ご自分のゴルフスタイルを深める時間となったと思います。
「誰かと比べるゴルフではなく、自分を育てるゴルフへ」
――その一歩を踏み出す3日間だったと思います。
編集後記
今回は天候には恵まれませんでしたが、その分一打一打に集中し丁寧に
課題に向き合いながら成長を感じた3日間。
「うまくなる」「自分を知る」真面目にゴルフに取り組むだけでなく、真剣に遊ぶのも逆算ゴルフのモットー。
最終日のラウンドを前に打ち上げ花火を楽しみました!




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