石田ひろこです。
今回は、私たちが「ファーストチャレンジ」をしたので、その事を書こうと思います。
何をしたかというと、道なき鉱山を登り、水晶を探すという初めての体験。
自分のパーソナルファウンデーションも試されました。心の動きとともにレポしてみます。
パーソナルファウンデーションのワークショップで知り合った遠藤夫妻。ご主人のカズキさんがMineral hunter’s diaryというYouTubeチャンネルまで開設し、鉱物採集をされている方と知り、「やってみたい」と直感的に感じた私は、カズキに連れて行って欲しいとリクエストしました。快くOKしてくれたので、当然相棒のBayashiも参加(笑)
行く先は、私の守護石である水晶を採ってみたいという私の希望をきいてもらい、長野県川上村の鉱山を選んでくれました。
持ち物、スケジュール、山のイメージ動画…たくさんの情報を事前に丁寧にレクチャー。超初心者の私たちが安心していけるように準備をしてくれたカズキ。奥さんのゆりちゃんも来てくれて、ご夫妻の雰囲気や会話が魅力的だと密かにファンだった私とBayashiは、めちゃくちゃ安心!気持ちも万全!
💎長野deワイワイ鉱物採集💎というグループ名をつけて、4人でいざスタート!
完璧なスタートでしたが、登っていく先を見て途端に不安になりました。だって、行く先が険しすぎる…(写真後ろが入り口なことに、まず怯む)
どこも急斜面ばかり!
事前に送ってもらっていた動画では山の斜面の様子はわかりにくく、こんなにハードな状況だとは思ってなかったのです。
実は私、山登りが苦手。(今さら)
過去に富士山に2回登りましたが、ホントーに辛い記憶があるのです。グループの中でも一番足でまといになってたと思います。ご来光を拝みに、ようやく頂上に着いたのに曇りで見れず、余力があった仲間がお鉢巡りに行くというのを断って待機してたら、彼らはご来光を眺められたという苦い思い出があります。
登り始めて10分も経たないうちに、富士山での感覚がすぐに蘇りました。
あの時も最初からすぐにキツかった。「これは、やばい」とプチパニックな私。頭の中では、いろんな考えが浮かびます。
最後まで登れる気が全くしない。
早々に、ギブアップした方が迷惑にならないかも?
あー、もし途中で具合悪くなったらどうしよう〜
と、思いながらもどんどん進む隊長に必死で着いていき、なんとか最初の休憩ポイントに着きました。急斜面を登ってきたので、振りかえると、びっくりするほど高いところにいる私たち。
するとそこで、ゆりちゃんが手を滑らせて、持っていたペットボトルを落としてしまったのです!それは、どんどんとスピードを増して登ってきた急斜面を転がり落ちていく…
私が滑落したら、同じようになるな…
自分の姿を見ているようでなんとも言えない気持ちに。
そんな私の後ろについてきていたBayashi隊員。私の背中にきっと言葉にしなくとも何かを感じていてくれたのでしょう。ずっと、私の足元をチェックしながら登っていてくれたようです。
「ひろこさん、もっと踵に体重乗せて」
「軸で登って」
「ストックを後ろについて」
「足で無理に登らない」
と、声をかけ、時には後ろから押してくれ(泣)、うまく歩けていない私にアドバイスをしてくれました。
さすが、レッシュトレーナーです。言われた通りに歩くようにしていくと、だんだんとコツが掴めてきて最初よりも格段に歩きやすくなっていきました。JIKU基盤で伝えている軸の凄さを改めて感じました!
とはいえ、まだ30分程度しか登ってきてないはず。気が遠くなります。そして、再開して進もうとすると、カズキは私が思っていない方向にすすみます。「あれ?こっちの道じゃないの?」と、割となだらかな方向を指すと、進む方向を示す木に巻き付いたピンクのリボンのある、これまた急斜面に進むというカズキ。もちろん、そちらへ向かいました(笑)
鳥の声もほとんど聞こえない、静寂の世界。ただ、ひたすら一歩ずつ足を進めるのみ。
そうだ、こんな時は色々と妄想しながら気を紛らわそう!と思ったものの、足をどう進めるか考えないと危険な細くて急なところばかり。ボーッとするのは命取りです。
カズキに聞くと、前は仕事の事を考えながら登っていた時もあったけど、今は違うそう。今ここ、を味わいながら、大好きな鉱物を探すことに意識を向けているらしい。
そうだな、私もそうしよう。
今日は、「今、ここ」に集中!
そして、いよいよ尾根の頂上に到着!(すでに達成感100%)
ここから少し降りて、水晶採集のベース(拠点)を作り、休憩してから採掘スタートです。
わからないなりにも、水晶がありそうなポイントを見つけて、土砂をかき分けて水晶らしきものを探っていきます。だんだんと目も肥えてきて、夢中になってホリホリ〜。予定の3時間があっという間に感じて、気付けば下山の時間。My水晶たちをリュックにつめて、もと来た道を帰ります。
行きはよいよい(じゃないけど)帰りはこわい。そう、下りは怖いんです。そして膝に負担がくる。ストックの使い方も登りとは変えて、前についてバランスをとり、体重を分散させるようにしてゆっくり、ゆっくり降りて行きます。せっかちな私は、つい面倒になり雑にルートを取ろうとすると、バランスを崩して(Bayashiが)ヒャッとします。丁寧に丁寧に、と言い聞かせて、焦らずゆっくりと下山。
車を置いた場所に到着して、ゴール!
嬉しい気持ちと、無事に戻ってきてホッとした気持ち、やり切った達成感、うまくできない自分の事を責めずにいた事、ポジティブな言葉を言えてたこと。色々な気持ちが混じった瞬間でした。
このファーストチャレンジをこんな気持ちでゴールできたのは、一緒に登ってくれた仲間のおかげ。
隊長として、計画、準備、ガイド、声かけ、全て委ねて頼らせてくれたカズキ。
副隊長のゆりちゃんは、最後方にいて全体を見てくれて、承認の言葉や寄り添ってくれて、絶大な安心感を作ってくれた。
Bayashiは、自分も大変なのに常に私の足元を見て、登れるように気遣ってくれて荷物も私より多く持ってくれた。
そして、いままでなら無理して大丈夫なフリをして、まわりに迷惑をかけないように振る舞う事をしていた自分が、素直に助けてもらい、無理しないで自然でいられた自分にもオッケーを出せました。
これは、ただの鉱物採集ではなかった。ファウンデーションが強化される1日。この大きな経験をさせてくれたことに感謝です!
ちなみにBayashiがした大きな経験は、「お花摘み」←ググってみてください。
これで一皮むけたようです(笑)
この様子をBayashiが動画にして、YouTubeにアップしています。
YouTubeチャンネル:Beautiful Life With Golf
こちらもぜひ、見てくださいね!
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